3/3 死線越えの経験
2.5で述べさせていただいた「区間評価」「トータル評価」「運への自己評価」この3つの概念と定義を背景に、最終回を書かせていただきます。テレビと同じく一方的・単方向での自分発信であるこの投稿。「なぜこんなことを書いているのか」について、受け取り側で様々な解釈がおありだと思いますが・・・
私は鍼灸師であり、鍼灸院の経営者であります。お客様の健康と幸せのため、何でもいいから提供できるものを提供したい、ということ以外に他意はありません。そりゃあ、他院さんにはない個性的な試みを行うことでコアなファンが付いてくださって、売り上げ向上・・・給料も上がって・・・・・・といった気持ちは。。。はい、あります(^^;)
とまあ、人間色々な思惑やら立場がありますが、とにかく「私って運がいいわ！！」って明るく楽しく幸せに思える毎日にできるよう、一緒に考えていきましょう。
30トンの下敷きで死んでいた！
クレーン付きトラック20トン ＋ 積載荷物10トン ＝30トン
これの下敷きで、私、谷口。とある大阪の現場で微妙な生涯を終えるところでした。しかし、この記事を書いている2024年12月10日現在、1980年生まれの私は43歳。12月13日（今年はホラーな金曜日）を迎えると、44歳になります。生きています、死んでいません、1980年12月13日生まれの妻夫木聡と同じ44歳を迎えられそうです。
なぜ死なずに済んだのか？
冒頭、キーワードを提示します。
・お客様のお父様（現場で初対面）に救われた
・クレーンを操作するリモコンの電池が切れたことで、交換の時間が生まれた
・現場入りが1番手だった
とある大阪の現場。私は10トンほどのコンクリート製品を積んで、バックで入場しました。会社からは「クレーンを使った仕事は無理だから、それ以外の仕事を回す」と言われていたため、荷物をおろしてくれるを待って担当者さんを待っていたところ・・・
現場のお兄さん「ご苦労さんっすー、あそこにおろしといてくださいー。僕ら今から現場離れるんで、適当にやって出てくださいー。」→こちらの伝票にサインしてくれて、早々にどこかへ行ってしまう。
え？？これ、僕がおろすの？？
上司に電話するも、つながらず。私は1番手なので、2番手以降の方々（仕事をもらってる先の運転手さん方。）にも迷惑がかかる。自分でやるしかないやん・・というわけで、何をどうしていいかわからない中、荷物おろし開始。
現状説明
トラック→休職中の先輩が乗っているクレーン付きトラック。この先輩さん、元クレーンオペさんでクレーンの達人。警報装置が邪魔ということで、全ての安全装置が壊れているか切ってある（あとから知った）状態。
現場→かなり狭い、下は固めていない土。
荷物→大型のコンクリート製ブロック4つ。
これを指定の場所へおろすべし。
クレーン作業のご経験者様へ。この配置は「ド素人40歳、鍼灸しかやったことのないおっさん」が、初めて現場でクレーン作業を指示されたシチュエーションとなっています。そしてクレーンの安全装置（警報機能）は壊れている＆全オフです。「こいつアホやろ・・・」という言葉が聞こえてきそうですが、当の本人も「こいつアホやわ」と思っています。どうか生暖かい目で以降にお付き合いください・・・
緑の荷物を青枠へ、クレーンを使っておろしましょう。作業を行う以前、車両の配置時点でアウト。一般の方に伝わりやすくするために、お料理で例えてみましょう。
姑さん「お米を洗っておいてねー」
お嫁さん「はーい、お母様ー」
その手には一度洗いで差が付くJOYのボトルが・・・
これくらいアウトです。トラックが横転しないように支えるアウトリガー（突っ張り棒みたいなやつ）という機構があるのですが。これよりも後ろ側じゃないと、重い荷物は吊れないんです。しかもこの運転手、真横でトラックに背を向けてリモコン操作とか、素人以下の残念運転手です。
我を忘れて焦ったのは、名古屋の現場入り地獄（https://k-mikoto.net/pianostory 第四話をご覧ください）と、この現場の二つですね。冷静になって振り返ると「死神に誘導される不運な人間」を経験したとでも言えると思います。とにかく全ての偶然が「死」への手招きになっているわけで。
死線を超えた瞬間
当時の私は、残念運転手である自分など理解できる余裕も経験もなく。。。1つ目をおろしたところでリモコンの電池切れ。電池のありかがわからず（だって他人のトラックで、自分のトラックじゃないんだもの）ようやく見つけて再開。2つ目の荷物（最後方とその前にある荷物だったので、横転せず）を何とかおろし終え、3つ目に取り掛かろうとしたその時
？？？「ストップストップ！！危ない危ない、トラックこけるで！！」
と、左横（現場入り口方向）から声が聞こえました。振り返ると濃い緑の作業服姿の人が。あまりにも遅いため、2番手の運転手さんがトラックを停めている場所から徒歩で見に来られたんです。私は完全に？？・パっていたので、頭が真っ白。
？？？「遅いから見に来てん。自分、新しく入った運転手？？クレーン使ったことあるん？？」
私「すみません、初めてです・・・」
？？？「わかった、俺がやるから端っこにおってや！！」
その後、当時の私には神としか見えないレベルで「車両配置直し」「荷おろし」が行われ、あっという間に作業完了。？？？さんが助手席に乗ってくださり、？？？さんのトラックまで走ることになりました。
トラック車内での会話
？？？「なんでトラックなんて乗ろうと思ったん？？」
私「かくかくしかじか・・・」
？？？「えー？京田辺で鍼灸院やってるん？俺の息子、陸上やってるんやけど、京田辺の鍼灸院に行ってるって言ってたで。家が宇治なんやけど、なんで京田辺やねんって。」
コロナ禍前まで来てくれていた学生さんが、大型乗りのお父さんについて話をしてくれたことを思い出しました。お客様なので、当然フルネームでお名前を憶えています。その名前（守秘義務があるので、苗字だけ→非常にポピュラーな苗字で、特定できないため）を告げたところ
Yさん「それ、俺の次男やで！」
社会人になって泣いたのは（嬉しいやつとか映画とか、そういうのは除いて）トラック見習い時にパワハラが続き、悔しさと半精神崩壊状態で。このあとの帰り道。そして愛犬を看取った時の3回です。この時点ではわかっていませんでしたが、経験を積んでいく中で「あの時、死なずに済んでいたこと」として、いわゆる死線越えを経験できていたことに気づくこととなります。死ぬレベルで習得したことって、絶対に忘れませんね。トラックを降りて3年経過しましたが、今から作業着に着替えて運転手する自信と感覚はしっかりあります。あ、でもクレーンは経験浅い＆全く適正なかったので、クレーンなしの平車でお願いします(^^;)
こんな感じで運だけが取り柄の私から
この先、区間評価（微分）的に不運が起こったとしても。（今日の往診中、バナナの皮を踏んでスリップ。運悪くガードレールに突き刺さって昇天 などなど）トータル評価（積分）的に死ぬまで運が良い・幸せだと思い続けられる人生を過ごせている私から、僭越ながら「私が心がけている運を良くするであろう行動 等」について書かせていただきます。
～ 運が良いお客様の20年間 ～
私の人生、大半が「人生の先輩たる目上のお客様を参考にする」ことで成り立っています。当然、運が良い・幸せ・健康で過ごされておられるお客様を参考させていただくわけで、その方々に共通する要素こそ、運を良くする行動・思考であると考えています。
1.会話の最後が必ず素敵
人間、愚痴も言います。悪口も言います。弱音も吐きます。そういう諸々、喜怒哀楽全てを総括。会話の最後（お別れする前）は、必ず前向きで素敵な決意や言葉で締めくくられます。
2.良い意味で自分を貫く
どのような圧力や流行等が取り巻こうとも、自分を貫く。ただし、状況に応じて形を柔軟に変えることも大切。
3.「運」に対する独自のアプローチを行っている
「運」というものを認識して、それに対する独自のアプローチを行う。トイレをしっかり掃除する、なるべく新札を財布に入れておく、毎朝神棚に手を合わせる、パワーストーンを身に着ける。「運が良くなりそうな」を常に持ちつつ、それを楽しみながら日常の行動に反映させている。
4.悪いことをせず、正々堂々と生きる
他人を不幸にするような決断・行為。他人を悲しませるような行動。これらに該当しないかを判断基準の最初に持ってくる。利他はその先であって、とにかく他者の幸せを奪わないように生きること。
こんな感じです。1.2.4については、誰でも今日から実践できます。3が一番面白いと思います。自由に研究できるところに魅力を感じます。3について、私が行っている具体的なものをいくつかご紹介しておきます。（東洋医学者の端くれなので、その概念が強く反映されています）
～ 笑う ～
不謹慎となる場合を除いて、何でもいいので笑っときます。私の弟も同じことを言ってましたが、とにかく笑っておくことです。笑う門には福来る。
～ 文字や数字では表せないもの ～
究極は数学等で表現できるのかもしれませんが。文字や数字では表せない何かが存在することを肯定して生きています。芸術（音楽や絵画 等）や自然と接することで、何かに個人的なアクセスができているんじゃないかなと思っています。神様？仏様？ご先祖様？守護霊様？
～ 具体的な運向上方法を行う ～
私の場合「私の感じる場所へジョギングで行くこと」と、「奇門遁甲」と呼ばれる理論を駆使して「気ままな車旅」を行うことです。ジョギングで健康！場所に宿る気、方位の気が得られる？
最後に
大きな川の流れに、我々個人の力は無力です。高いところから落ちれば怪我をします。極寒の地で暖房なくしては生きていけない。人間である以上、どれだけ願っても抗っても、どうにもならないことはたくさんあります。それらは仕方ないものであって、仕方ある部分をいかに充実させられるか。
仕方ある部分。健康、家庭、仕事環境、趣味、色々あります。今日から自分のできる範囲でいいので、取り組んでみてください。数日後、数か月後、数年後、トータル評価で運が良い・幸せだと感じられる人生でおられますように。
2.5/3 間奏曲 運が良いの定義
運の良さ3/3とすべきなのですが、最終回を書く前に一つだけ確認をしておきたいなと思いました。内容は「何をもって、運が良いとするのか」についてです。「運」自体がボヤっとフワッとした表現ですし、1.5/3間奏曲にも掲示したように、広辞苑やらWikipediaには「人間の意志を超越したはたらき」なんて書いてある始末。超越してるんだから、人間じゃ理解できないのかも？？
ここでの「運が良い」を考えよう
我々は人間ですし、書いてる私本人が何のとりえもないノーマル人間。このまま「運」について論じていくのは、ちょっと危険な気がします。そこで「今回に限っての 運が良い」を定義付けてみようと思います。
大谷翔平は運が良いのか？？
凄いですよね、大谷翔平。いや、ショウヘイ・オオタニ。これを書いている2024年11月において、彼ほどホットなスポーツ選手はいないでしょう。数々の歴史的記録をベースボール史に刻み込んだ運たるや、世界トップレベルと言っても過言ではないでしょう！！
アイルトン・セナとミハエル・シューマッハ
若い世代の方やF1に興味がない方は、イメージしにくいかもしれませんが・・・小さなころから車好きの私にとって、この二人の人生は衝撃的です。二人ともF1を極めた、まさに選ばれし人間です。F1って「驚異的な身体能力（実力）」「資金」「数々の幸運」などが揃わないと、選手にすらなれないんです。そのうえ、極めるともなれば、その運たるや凄まじいものがあると言えましょう。
さて、この二人をあげた理由については、皆様お気づきかと思いますが・・・セナはレース中の事故により亡くなっていますし（ちなみに、当時リアルタイムで放送観てました）シューマッハはスキー中の事故で表舞台から去りました。京都の人間としては、谷垣貞一氏の自転車事故も衝撃を受けましたね。運か良いのか、運が悪いのか・・・
運の評価基準
長々と議論しても正解は定まらない（哲学的でもあるので）と思うので、著者特権を行使する形で強引に進めます。
・人生の区間によって、運は正負どちらにも振れるようである
・区間評価を単純に足し引きした結果が、トータル（生まれて死ぬまで）評価の値になるとは限らない
と言えるのではないかと思います。区間評価については、人間みんな共通して運が良い悪いの表現はつけやすいと思います。「宝くじが当たった！」→運が良い 「マグカップにたっぷり入ったコーヒーをこぼした！そこには重要な書類が！！」→運が悪い
トータル評価は、究極「その人その人で異なってくる」と思います。「大谷翔平はどこに行ってもプライベートが侵される」→運が良いとは言えない 「セナは亡くなったけど、最高のキャリアや人生を送れて幸せだった」→運が良い
さて、みなさんはどうお考えになりますか？？
運が良いの定義
厳密に論ずるとなると膨大な文章量になりますし、論ずる力量もないので・・・これまでの超簡素な考察を踏まえて、ここでの「運が良い」の定義は
運が良い！と自分感覚で納得できるかどうか
とさせていただきましょう！！そもそも「運」自体が人間超越なんて概念を含んでるんですし、逆を言えば各々勝手に想像しても問題はないってことでしょう！！この先の投稿で具体的な資料含めて披露いたしますが、私自身は自己で構築した運の評価方法・利用方法を持っています。文字や数字を扱う頭の良さには全く恵まれていない人間なもので(^^;)運を味方につける生き方については、高校生くらいの時から地道に研究実験してきました！！
「運」だけで生き残っている44年間
知力・体力・財力・ルックス 等。人間的な部分において平凡～平凡以下の私ですが、「運の良さ」だけは自があります。そして運の良さだけで生き残っている（おおげさになりますが、表現を変えると死なずに済んでいる）人生を歩んでいます。いわゆる死線を運だけで潜り抜けていることは、自分自身にビックリしています。
特に強烈だったのは「東日本大震災に被災せず済んだこと」と「トラックの現場で死なずに済んだこと」です。書くと膨大な量になるためここでは書きませんが、複数の偶然が時間という要素に縛られず、まるでそうなることが最初から決まっていたかのような形で出現することが印象的です。
というわけで、ちょっとおこがましいのですが「スキル強運」を与えられ、それについて独自に観察研究している私から。読んでくださっている方々へ「運が良くなると感じた具体的な考えや方法」を次回投稿にて、披露したいと思います。
2/3 17年後に2度目の不思議
投稿遅えよ。
申し訳ございません。鍼灸師としての施術能力と（経営力はクソ）社会不適合能力以外、全スペックが低値でして・・・（いや、社会不適合能力が高いのも低スペックやん）前回投稿後は、猛暑とクーラーのダブルパンチで調子を崩された方のご利用＆待合室演奏会のラッシュで、ブラック労働鍼灸院化。全くフリーな時間を作ることができませんでした・・・
2024年10月13日 ニッケルハルパ演奏会の様子です。東京から先生をお迎えしての演奏会。ケーキと紅茶（先生からのスウェーデンお土産）をいただきつつ、動画や写真を交えて、スウェーデンの文化や歴史について教えていただました。
そして
ニッケルハルパの素敵な音色ですよっ！！♪とても素晴らしい時間を過ごさせていただきました。心の健康に音楽はとても有効です。これからも様々な演奏会を企画したいと思っています。ご興味ある方はぜひご応募ください！！
そう、この演奏会。私は鍼灸師ですし、ここは鍼灸院。どこにも「音楽的要素」なんて見当たらないわけでして。相当強引に、そしてかなり粗削りな内容で、私1人が全てを行っております。「交渉」「広告作成・宣伝告知」「会場設営」「送迎」「録音編集」「JASRAC申請」などなど。投稿できず放置状態になっていたのは、このような状況であったためでした。ようやくノウハウが蓄積できてきたので、時間に余裕が生まれ始めました。というわけで、前回の続きを書きたいと思います。
開業後、酒屋神社に参拝したら・・・
1/3初回投稿 で画像入りにて登場済みの酒屋神社。みこと鍼灸院の所在地であり、私の育ち住んでいるところ京田辺市興戸の神社。その敷地内にあるお稲荷様が、この画像になります。
遡ること17年。当時7歳だった私は、ヤンキー出現によりリアル・〇ーム〇ローンを経験。カンシャク玉を駆使することにより脱出を果たした小学生が、24歳となって再びお稲荷様の前に姿を現したわけです。
24歳の私。若い。石川県の合宿に同行している時に撮影したものです。後ろに写っている3人とは、今でも仲良くしてもらっています。彼女達も今や37歳に・・・そう、開業して間もない当時の私が「この地で開業させていただきました、これからよろしくお願いいたします」という挨拶をするため、酒屋神社、そしてお稲荷様へ参拝しにいったのです。
参拝しに行ったのではありますが。
問題です。この3つの画像に共通するワードは？？
・・・
・・・
・・・
ファイナルアンサー？
正解。答えは「オープン」です。お稲荷様とかけまして、オープンとときます。そのこころは？？
フルオープンのお稲荷様
山の階段をのぼっていくと、落ち葉や木の枝が降り積もり、荒れ果てたお稲荷様が見えてきました。そして真正面の位置までたどり着くと・・・全ての扉がフルオープン、ご神体が丸見え状態でした。幼少期から「許可なくご神体を覗いたらバチが当たる」と教わってきた私。目の前には、一糸まとわぬ姿のご神体。み、見てる、見えてる、見っちゃってる。開業草々、お稲荷様の怒りをかって即廃業というシナリオが頭をよぎりました。これはまずいと考え、なるべく見ないようにして降り積もった落ち葉やほこりを除去して扉をクローズ。できる限りの範囲で、落ち葉やほこりを掃除。配置とかがグチャグチャになってた狐さんの置物などを綺麗に配置した後、帰路につきました。
その後に起こった不思議の数々
これを書いている2024年10月26日現在にも良い影響を与え続けてくれている出来事の大元が、あのご神体見ちゃった事件直後から複数起こりました。私は東洋医学者の端くれなので、俗にいう「占い」的なこともできちゃったりします。その理論で私自身を分析すると「お金・財には、清々しいレベルで縁がない」ということが判明しています。（四柱推命で表すと「偏印倒食」「財格ゼロ」）しかしながら、これ以降1年以内に起こった奇跡的な出来事によって、今日家族を養い続けていられるだけの収入（鍼灸院の存続）を得られていることがわかっています。先に載せた24歳の私写真も、奇跡的な出来事が起こらなければ存在していません。
神とか仏とか表現されるもの
たびたび断るのですが、私は特定の宗教や思想は持っておらず、根拠のない理論に基づく都合の良い解釈は好みません。その点を宣言して、それでも思うのは「神や仏などど表現される何か」「科学的に説明がつけられない、現実に起こっている事象」が、自分の人生に対して多大な影響を及ぼしていると言わざるを得ない点についてです。今回書かせていただいた件についてもそうで、とにかくこういった経験は山ほどあるのが我が人生なのです。
運を良くする方法2/3。今回はこの辺で。次回は最終回、死線を超えた経験と共に、運を良くする方法についてまとめます。
1.5/3 間奏曲
運の良さ2/3とすべきなのですが「なんで運の良さについてフォーカスを当てて、書こうと思ったのか」今回はその動機について書きたいと思います。
１→運を良くする方法 1/3
1.5→1と2の間奏曲的なもの
2→次回配信
このようにお考えいただければと思います。
待合室に置いた本で一番人気のもの
10年以上前に現在の新店舗に移りました。その当時から、様々なジャンルの本を置かせていただいております。置かせていただいている本は、漫画を除いて1冊は貸出させていただいてます。（気になる本があればお気軽にお申し付けください）ちょこちょこ返ってこない本が出るので、その本は消滅してしまうのですが・・・現在ある本の中で、最も読まれていると感じる本は。
6000円で購入したショボいスマホで撮影した画像なので、タイトルが見にくいですが・・・
本田宗一郎や松下幸之助、数学関係や脳科学関係、歴史、哲学、囲碁、ピアノ、子犬、岡本太郎・・・様々な本がある中で一番読まれている本、そしてお客様から具体的にタイトルをお聞きする本。それは
運をつかむ人のがす人 ～運がないと嘆くまえに～ さいふうめい
断トツです。貸出回数もトップ。興味深いのは、若者からベテランの年代まで、幅広く注目されているというところです。では、この本がなぜここにあるのかを以下で書いていきます。
私が大学一年生の時、何もすることがなく、下宿先のワンルームでボーっとしていた時のこと。何となく生まれた時から現在までを振り返ってみたところ、ふと思うことがありました。
「自分が こうしたい こうなりたい が、どれくらい実現できていて、どれくらい実現できていないのだろう。そして、どれくらい実現させようとしてるのだろう。どれくらい諦めて切り捨てているのだろう」
当時の経験と知識を使って、とりあえず紙に色々書いてみたところ・・・高卒ほやほや18歳でも、けっこうたくさん考えて歩んできた、歩んでいることがわかりました。その中で特に気になった点。物心ついた時から小学校低学年くらいまでの間は、運が良かったなと思えること。その後から現在までは、悪いとは言わないまでも、良いとは言えないということ。
「運」ってなんだ？
何なんでしょうね？辞書的な意味だと
となってます。人間の意志を超越したはたらき。言葉にすると、なんだか凄い感じがしますね。まあ、人間じゃ操作できない何かってことでいいでしょう。そういうなのをまとめて、そういうなのが作用することに「運」という言葉を当てたということで。
じゃあ、運が良くなりたいやん。
小さな頃に感覚的には理解している「運が良い」を、18歳の大学生が「運」として理解して、それを能動的に扱うことで「運が良いぜ俺」と言えるようになる。よしと思い立って、さて何をすべきかとなると・・・何をしていいのかわからない。当時はネットもそれほど充実してませんでしたし、スマホもなかった時代。とりあえず本でも見に行くか―的な感じで、近くの書店へ行きました。
こんな経験おありじゃないでしょうか？友人が嬉しそうに「俺、新車買ってん！！もうすぐ納車やねん！！日産のスカイラインやねん！！」と聞いたあと、道路を走っている車に目をやると、やたらとスカイラインが目にとまるようになった。スカイラインってこんなに走ってるんや！！みたいな。それと同じだと思うのですが、店内入って1分以内に発見して購入したのを覚えています。（京都府南丹市園部町 某書店にて）今から考えると、この本を発見して読んだことは枝葉的であり、「運」というものを自分なりに発見して注目し、研究を始めたことこそ「運が良い人生」の始まり。宇宙で言うところのビッグバンだったのかもしれません。
誰これ？私の妻です。この本を手に入れた1週間後に、妻と出会いました。（妻の画像がこれしかなかったので、とりあえずこれで。次男のサッカーの試合を観戦中。）
後のトレーナー業務をいただけることなる組織との関係も、このころに原点が生まれています。
コロナ禍で大型トラックとのダブルワークという、トリッキーな手段が取れたのも。この本を手に入れて直後に、とある交差点でトレーラーが鮮やかに曲がっていったのを見て「乗ってみたい！」と強烈に感じたことが影響しています。
あげればキリがないのですが、とにかく「運」というものを自分なりに解釈して意識した時点から、今日の満足いく日々（ダブルワークを終えて以降の約3年間）を手に入れるまで、鬼のような運の良さが続いていることは確かです。運の良さだけで生き残ってると言っても良いですね。社会的にはゴミスペックなので、より鮮明に運の良さを感じられる我が人生。運の良さについてだけなら、誰にも負けないレベルで語れます。いや、鍼灸について語れるレベルになれや、というツッコミはご勘弁ください。ご利用いただいている皆様もお気づきのように、鍼灸師としては完全に凡人です・・・（向上できるように努力はしておりますが・・・どの世界にも天才とか大谷翔平みたいなのはいますからね・・・）
次回、2/3配信させていただきます。まだまだ暑いので、体調お気をつけて。
1/3 初回投稿
運の良さ。たった四文字で表現できて、子供さんにも伝わる概念。しかしながら、追及していくと捉えどころがない、底が見えないものでもあります。物心ついた時から、運については結構深く追求してきた自負がある私。くしくも、占いなどと共通する理論を持つ鍼灸を操る、鍼灸師という職業に就いたということもあり。人様に話せるレベルでまとまった時には、発表したいなーと考えておりました。ということで、この場を借りて、いざ。
「私が40年弱考え続けた、運が良くなるっぽい方法」を、実体験等を交えながら、ご披露したいと思います。同時に投稿させていただいている「ピアノ計画物語」内でも、いずれ詳細をお話ししますが・・・岸和田のとある土木現場で、トラックの転倒により30トンの下敷きで死んでいたシナリオが、強運により回避できている事実や・・・
その他、バーナム効果を最大限考慮しても奇跡としか言いようのない出来事で、人生を狂わせるレベルの災難を回避できていることが複数あるので・・・効果があるかはわかりませんが、少なくとも損にはならないと思います。数ある能力全て並ですが、運の良さだけはワールドクラスだと信じている、イタイ男のお話、全３話！ぜひ最後までお付き合いください！！
ちなみに宝くじが当たるとか、某実業家さんの100万円あげます企画に当選するとか、朝食のパンを床に落としてしまった時、ジャムを塗ってない側が床面になり、不幸なのにちょっと嬉しい（^^)とか、そういう感じのやつではないので、あしからず・・・
神様的なやつ？宗教？？となっちゃいましたか？？予め宣言しておきます。私はほぼ全ての宗教や、それらを信仰されておられる方々に敬意を持っています。そのうえで、個人として完全なる無宗教であり、特定の思想や仮説などは持っておりません。数学や物理、現代科学を軸に、自分自身で体験したことを加えて物事を判断しています。ただ、八百万の神様とか、仏教で説かれている考えなどで素晴らしいと思ったものは取り入れて生きています。そういう人間が勝手に感じて、勝手に考え出している、どうでもいい話感覚でお付き合いください。
このお稲荷様は、私の住んでいる京田辺市興戸の氏神神社、酒屋神社の敷地内にある、お稲荷様です。このお稲荷様に関連して、私は3度の不思議体験をしています。1度目は小学校2年か3年生くらいの時でした。一人、自転車で酒屋神社の広場へ遊びに行った時。何となく目を向けた先に、鳥居が見えたので歩いて行ったのですが・・・そこに現れたのが、このお稲荷様。当時は「神様には手を合わせましょう」くらいの知識しかなかったため、特に何も考えずに簡単なお参りだけして帰ろうとしました。
と、その時。
ブォンブォンブォン！！！！！！！複数台の爆音バイクが神社の広場に！！！！！！！
↓ 位置関係 ↓
うわ、ガキの自転車あるわ！どこにおんねん！？おーい、でてこーいwww
離れているとはいえ、そんなに遠くない距離。爆音と声がクリアに聞こえます・・・
広場の入口付近に停めていた自転車を、ヤンキーが発見した模様。
リアル、某大ヒット映画の主人公状態。ちなみに1度、高校生くらいのヤンキー3人に脅されて100円をカツアゲされるという、苦い経験を済ませていた当時の院長。あの時の悔しさと恐怖がよみがえり、半パニックモードへと突入しかけたその時！
時代なんでしょうけど、高校生3人が小学生1人を囲んで「お金貸して―やー」ですよ・・・子を持つ親になって思うことは‘‘どうせ犯罪起こすなら、1兆円くらいパクれるような計画立てて、命がけでやれや‘‘ですね。同じ犯罪を起こすにしても、リスクに対してのバックが100円ですよ・・・50歳中盤くらいになっているだろう彼らは今、どのような人生を送っているのでしょうね、3人に生ぬるい幸あれ！！
と、話を戻しましょう。背後にお稲荷様、目下にヤンキー＆バイクがブォンブォン！！ホー〇・アロー〇ならぬシュライン・アローン。あっ、アローンって書いちゃった・・・
なんかポケットにある・・・
そう、ここに来る前に駄菓子屋の野秋で買ったカンシャク玉（地面に投げつけると、音が鳴る火薬の塊）と、よっちゃんいか1袋がポケットに！！余談ですが野秋はまだあります！！
～ 当時の私の脳内（フルパワーモード） ～
カンシャク玉・よっちゃんいか・己の肉体 を使って、以下を達成せよ
1.ノーダメージでヤンキー網からの脱出
2.自転車に乗り込み高速離脱
よっちゃんいかを食べたところで・・・
とは、ならない。当時の私でもわかる。
じゃあ、カンシャク玉でヤンキーを攻撃？？
ゲームオーバー・・・
普通に使ったのでは、この状況を打破することは困難なようだ。おや、まてよ？？そういえば以前、「散弾銃の薬きょう」が落ちていたのをみつけたことがあった。（今じゃ大問題でしょうね＾＾；）そして「狩猟解禁時期、注意！」みたいな看板も見た覚えがある。
・・・
！！！！！！
見えた！！ヤンキーを攻略し、自転車で脱出するための方法を！！
せーのーっ！！「パーン！！！！！」（カンシャク玉の音が裏山に響くいて、そこそこインパクトある感じ）
うわ！何やねん、この音！？
広場のヤンキーがざわついている間に、階段を駆け下る
鉄砲持ってるおっちゃんに、危ないから帰りって言われた！！
まじで！？
ざわついてるヤンキー、およそ8名ほど！それらの横をダッシュで駆け抜け、自転車に飛び乗る！今は新しい道ができて閉鎖された旧道の坂を、全速力で下って自宅へ帰還！！院長カルキンの演技たるや、アカデミー賞ものであったと自画自賛！！！もし何かしらのオーディションを受けてたら、今頃は個性派俳優として成功していたのかもしれない！！！！（性格的に権力者に従えないので、絶対に無理ですけど・・・）
これがお稲荷様にまつわる、1回目の不思議？体験。2回目は鍼灸院を開業した時、挨拶へ行った時にまで時間が進みます。7歳頃→24歳 この体験から17年後ということですね。ではまた、次回にご期待ください！！